診察とプライバシーについて
最終更新日:2026年10月22日
担当医は、セキュリティで保護されたAI(人工知能)ツール「Aural Iris」を使って、診察記録の作成を補助することがあります。これが患者さんにとってどういうことなのかを、ご説明します。
要点
- Irisは、患者さんと担当医の会話を録音し、診察記録の最初の下書きの作成を補助します。担当医がその下書きを確認し、必要な変更を加えて、署名します。
- いつでも断ることができます。受けられる医療は変わりません。
- 録音データは、診察記録の完成後に自動的に削除されます。バックアップのコピーは暗号化され、決まったスケジュールで削除されます。
- 患者さんの情報は暗号化され、米国内に保管され、HIPAAに基づく契約で保護されています。
- 当社が患者さんの情報を販売することは決してありません。広告に使うことも、AIの学習に使うことも決してありません。
Irisが行うこと
担当医がオンにしたとき、Irisは担当医との会話を録音し、診察記録の最初の下書きの作成を補助します。これにより、担当医は患者さんにより多くの注意を向けることができ、入力にかける時間を減らせます。
Irisが患者さんを診断することも、治療することもありません。医療に関するすべての決定は担当医が行います。
担当医がすべての記録に署名します
Irisは下書きの作成を補助するだけです。担当医が下書きを確認し、必要な変更を加え、最終的な記録をカルテに入れて、カルテ上で署名します。Irisが何かに署名することは決してありません。
断ることができます
選ぶのは患者さんご自身です。担当医にIrisを使ってほしくない場合は、そうお伝えください。診察の前でも診察中でも構いません。理由を話す必要もありません。受けられる医療は変わりません。
録音が始まった後で気が変わった場合は、担当医にお伝えください。担当医は録音を止め、その診察の録音データと診察記録をIrisから削除します。Irisが保管するのは、日付や時刻などの基本的なログだけで、録音データや診察記録は含まれません。すでにバックアップにあるコピーは、バックアップのスケジュールに従って削除されます。
録音はどうなりますか
- Irisが録音するのは、担当医がオンにしたときだけです。
- Irisは、診察記録の作成を補助するために録音を使います。
- 録音データは、診察記録の完成後に自動的に削除されます。暗号化された一時的な作業用コピーは、通常は約2日以内に自動的に消去されます。
- 担当医の最終的な記録は、ほかの記録と同じようにカルテに入ります。Irisが保管しているその診察のコピーは、担当医がその診察を完了にしてから24時間後に自動的に削除されます。
- 暗号化されたバックアップのコピーは、システム障害のときにIrisを復旧できるようにするためだけに保管されます。当社の別の場所にあるバックアップは、約5週間後に削除されます。当社のホスティング会社も、独自のスケジュールで暗号化されたバックアップのコピーを保管することがあります。削除されたものでも、そのバックアップが削除されるまでは、バックアップに残っていることがあります。
患者さんの情報を守るための取り組み
- 米国内で保管。 Iris、そのバックアップ、AIによる処理は、すべて米国内にとどまります。
- HIPAAに基づく契約で保護。 Irisのために健康情報を扱うサービス提供会社は、それぞれHIPAAのビジネスアソシエイト契約に署名しています。これは、健康情報を保護することを義務づける契約です。
- 暗号化。 患者さんの情報は、他の人に読まれるのを防ぐのに役立つよう、暗号化されています。
- アクセスの制限。 アクセスできるのは、必要とする人とシステムに限られています。また、Irisは誰が何をしたかを記録しています。
- 決して販売しません。 当社は患者さんの情報を決して販売せず、広告に使うことも、AIの学習に使うことも決してありません。
どのようなシステムも、セキュリティが完全ということはありません。何も問題が起きないとお約束することもできません。当社は、患者さんの情報を守るために懸命に取り組んでいます。
ご質問はありますか
- 担当医または看護師にお尋ねください。
- カルテを見たり、そのコピーを入手したりするには、診察を受けた病院またはクリニックにお問い合わせください。Aural Irisが患者さんの情報を取り扱うのは、担当医とその病院またはクリニックのためだけです。
- accounts@auraliris.com 宛てにメールを送ることもできます。メールには健康情報を書かないでください。
病院スタッフの方へ
Aural Irisの試験導入における保護措置:
- 医師がすべての記録を確認し、編集し、署名します。Irisは下書きの作成を補助し、署名は決して行いません。
- 患者には説明が行われ、患者はいつでも断ることができ、断っても医療は変わりません。
- 試験導入では、医師は、確認した記録を病院の電子カルテ(EHR)に入れます。Irisは電子カルテに接続しません。
- 米国内でのホスティング、バックアップ、AI処理。各サービス提供会社は、HIPAAのビジネスアソシエイト契約を結んでいます。
- 転送中も保存中も暗号化されており、アクセス制限と監査ログがあります。
- 録音データは、記録の完成後に自動的に削除されます。完了とされた診察データは、24時間後にIrisから削除されます。暗号化されたバックアップは、それぞれ決まったスケジュールで削除されます。
- 患者情報の販売、広告への利用、AIの学習への利用は行いません。
メールには患者情報を含めないでください。